HOLD ME JESUS

プロフィール

Author:taika
北海道・帯広在住の韓国人クォーター。
31歳。留学先の韓国でクリスチャンになって、4年目。

紆余曲折を経て、現在はデイサービスで介護の仕事をしながら、与えられた仕事の中に、神様の心を探ろうとしています。こんなにお年寄りラブな人生になるとは思ってなかったっす(笑)

すご〜く不器用な性格なので、日々あっちこっちに頭をぶつけてますが、そのせいか、いろいろな気づきを与えられて少しずつ変えられている最中です。

それから、創作にもものすごく興味あるので、何か物づくりを通しても、神様の価値観や視線を伝えたいと願ってます。道遠し。

こんなのでも、クリスチャン^^;

このブログから少しでも何かを感じてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします!


【好きなもの】

◆写真を撮ること
◆音楽(ワーシップ。あとはテクノとポップスがなぜか仲良く同居)
◆”心”について考えること
◆クリエイティブなものに触れること…デザイン、映像
◆読書(信仰書、小説、エッセイ、写真集、絵本…節操なし。水を飲むように本を読みます)
◆図書館通い
◆イラストを描くこと
◆何でもない出来事からの、気づき
◆しょうもない発想。浮かんだあとの苦笑い
◆クリスチャンブログ


そしてもちろん…ジーザス!!!

【苦手なもの】

◆他人を小馬鹿にすること。根拠もないのに高みから見下すこと
◆算数
◆人ごみ
◆お漬物(キムチ含む…韓国人なのに^^;)

【尊敬する写真家】

◆植田正治
◆菅原一剛

【尊敬するアーティスト】
◆原マスミ
◆MAYAMAXX

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北海道在住のクリスチャン・taikaのブログ。大切なジーザスから、アートから、介護の仕事から、学んだことノオト。

ふたつの別れ

Tue.24.07.2007
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禁煙ガム・二コレットを買った際、お店の人がくれた貯金箱。

いっぱいになったら、うふふ、あることに使おうと思ってます。




デイの主任さんが、7月いっぱいをもって退職することになった。

僕より2歳若い、ハッシーという男の子。

年齢を感じさせない落ち着きと気配りで、利用者さんからも慕われていた。

僕がデイに入った頃からの教育係でもある。

介護の仕事が初めてだった僕に、お年寄りと接するためのイロハを、

しっかりと教えてくれた。

プライベートの人間関係で消え入りそうな程落ち込んでいた頃にも、

仕事終わりにゆっくりと話を聞いてくれた。

そのことで揺れ動いた気持が落ち着きを取り戻せた。

僕が曲がりなりにも一年近くこの仕事が続けられているのも、ハッシーのおかげだ。

彼もまた「人の贈り物」だった。



ハッシーが利用者さんの前で体操をするとき、

楽しいキャラクターの利用者さんをコミカルにいじりながら、

皆を笑いの渦に巻き込んでいた。

そういう場をつくるのが上手で、人を楽しませる、天性の才能があった。

利用者さんの、その時のニーズを把握する能力も、

主任の名に恥じないものだった。

横になっていた全介助の利用者さんが入浴しようとするとき、

お風呂担当のスタッフが浴室で準備をしている間に、

すっと車椅子を用意してその方を移乗させ、

あとは脱衣室に向かうばかりにしていたり…、

コーヒーを入れたポットが、彼がいるときはいつも十分に満たされていたり、

ソファーでうとうとしている利用者さんに、タオルケットがかけられていたりした。



僕は後姿から多くのことを学んだ。



ひとつだけ、後悔していることがある。

ハッシーが家庭の事情で、仕事終わりになるべく早くあがらなくてはならなかった時期、

事務室で、彼がいないと思って言い放ってしまった言葉。



女性スタッフTさん「あ、プクイ。ここの鍵持ってるでしょ。

あたしちょっと残る用事があってさ。あとで一緒に出るときに鍵閉めてもらっていい?」

プクイ「いいっすよ。俺も仕事あるし。でも社員だったら他にも鍵持ってる人…、

ああハッシー、駄目か!彼、どうせす〜ぐに帰っちゃうもんね!



ハッシーが、事務室の入り口に立っていたのに気づいたのは、言ってしまった後だった。

間違いなく、彼には聞こえていた。僕の心無い言葉が。



その日、ハッシーは鍵を閉めて帰っていった。



立て込んでいて、僕も疲れていた…先に帰る彼をどこかで裁いていた。

そんなことはただの言い訳に過ぎない。

神様に赦しを乞うしかないし、ハッシーがデイを去るまでには、

きちんと謝りたい。幸い、今週は彼と一緒に送迎に向かうチャンスもあるので、

必ずそうしようと思っている。



別れといえば、職員だけではない。利用者さんとの別れもある。

入院や施設入所もその理由だけれど、

今回は、ある方が亡くなられたのを知ったのだった。数日前だ。



例えば病院や、特別養護老人ホームとは違い、

日帰りのデイでは、利用者さんの死に直接触れることは少ない。

それでも…顔見知りの方が旅立ったのを知り、胸が切なくなった。



その方は年齢を感じさせない、童女のような女性で、

僕は何度も、お風呂上りに髪を乾かさせてもらった。

うっとりと目を閉じて、気持ちよさげにしていたのを覚えている。

その記憶が、急に亡くなられたことと、うまく結びつかない。



僕の仕事は人とこんな風にお別れすることと、無縁ではないのに気づかされる。

だからこそ、その日一日会えるのが、大切なんだよね[:ぴかぴか:]

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